秋が深まり、気温が下がってくると気になるのが「熊の冬眠はいつから始まるの?」という話題。
今年2025年は、全国各地で熊の出没が相次いでおり、例年よりも冬眠が遅れている可能性が指摘されています。
熊の冬眠はいつから始まる?
日本に生息する熊(主にヒグマ・ツキノワグマ)は、一般的に11月下旬から12月上旬にかけて冬眠に入るといわれています。
ただし、地域や気候によって差があり、東北や北海道など寒冷地では早め、本州中部以南では遅めになる傾向があります。
冬眠期間はおよそ4〜5ヶ月ほど。
雪解けとともに春先(3〜4月頃)に活動を再開します。
2025年の熊は冬眠が遅い?その理由
2025年秋、各地で熊の出没が相次いでいます。
10月28日には盛岡市中心部でも熊が目撃されるなど、市街地での出没が相次ぎ、秋のイベント中止も相次いでいます。
専門家によると、今年は気温の高い日が多く、山の実り(ドングリなど)が少ないことから、熊が冬眠前の栄養を十分に蓄えられず、冬眠が遅れる可能性があるとのこと。
場合によっては12月末ごろまで活動する熊もいるといわれています。
個人的に思うこと…。
熊の拠点でもある「山林」の土地を、人間の都合で不必要に壊してしまっていることも、理由の一つに挙げられるのでは、と考えます。

熊が冬眠しないとどうなる?
冬眠が遅れると、熊は食料を求めて人里に下りてくることが増えます。
その結果、次のようなリスクが高まります。
- 市街地や住宅地への出没
- 人間との遭遇・被害のリスク
- 農作物やゴミをあさるケースの増加
実際、2025年は全国的に「人を恐れない熊」も多く確認されており警戒が呼びかけられています。
出かける前にできる熊対策
登山や紅葉狩りなど、秋のレジャーを楽しむ際には、最新の出没情報を確認することが大切です。

- 各自治体の公式サイトで熊の出没情報をチェック
- スマホアプリ「BowBear」などで、リアルタイムの熊の情報を共有・確認
- 音の出る鈴やホイッスルを携帯する
- 単独行動を避け、人が多いルートを選ぶ
「自分は大丈夫」と思わず、事前の情報チェックが安全への第一歩です。
熊の冬眠はいつから?のまとめ:2025年は熊の冬眠が遅れる可能性も
例年、熊は11月下旬ごろに冬眠に入りますが、2025年は気候の影響で遅れる傾向が見られます。
12月になっても熊の出没情報が続く可能性があるため、登山や散歩の際は十分に注意しましょう。
自然との共存には、まず「知ること」から。
私もよく自然を求めてのドライブが多いので、熊の情報はいち早く察知したいところ。
熊の行動を理解して、安全で穏やかな冬を迎えたいですね。


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